この記事を読んでほしい人
妊娠糖尿病に!?スクリーニング検査から管理入院になるまでからの続きです。
妊娠糖尿病を発症した出産を迎える方や、日々気をつけることはなんだろう?
という方におすすめの記事です。
少しでもマタニティ生活〜出産までの不安を軽減出来たらうれしいです。
妊娠糖尿病での管理入院
食事管理
普通の方はご飯を朝昼晩の3回食べると思いますが、妊娠糖尿病をが発覚してからは、
血糖値の急激な上昇を抑えるため分割食という方法で食事を摂りました。
一回の食事量を減らすことで食後の血糖値上昇を防ぎます。
私が入院した病院の食事は
朝食7:30、昼食12:00、夕食18:00
補食10:00、15:00、20:00
でした。
毎食エネルギーをコントロールされた食事をいただきます。
私の場合、一日のカロリー摂取量は1800kcal、一回あたりのご飯の量は120gでした。
朝食
こちらは朝食です。炒り豆腐とかぼちゃの煮付け、白米(120g)です。
朝は6時起床ですが、食事は7:30と、一時間半も間が空き、
その間は勿論何も食べてはいけないため、空腹に耐えるのがとても辛かったです。
その分、朝食はとても美味しく感じました。ただ、おかずが少ないため満腹感がない…😭
昼食
こちらは昼食です。
さばの味噌煮、野菜のナムル、お吸い物、パイナップル、白米(120g)です。
昼食はパイナップルの量が多く、満足度が高かったです。
夕食
こちらは夕食です。
豚肉と玉ねぎの炒めもの、ひじきの煮物、野菜の煮物、白米(120g)です。
空腹にもだんだん慣れてきましたが、やはりもっと食べたい😂
補食
こちらのようなウエハースやゼリーなどを10時、15時にいただきました。
写真はありませんが、20時にバターロールより少し小さいくらいの甘めのパンと、牛乳をいただきました。
これがないと、空腹で朝まで寝られないかも…と思うくらいにはお腹が空きます。
血糖値測定
入院中はかなりの回数の血糖値測定を行います。
これまでの妊婦健診では採血で血糖値を測っていましたが、入院中は自己測定です。
測定タイミングは、
朝食前、朝食2時間後、昼食前、昼食2時間後、夕食前、夕食2時間後、補食前、就寝前
の8回でした。
ひたすら、食べる→測定→食べる→測定→・・・・・の繰り返しです。
血糖値測定器
病院から貸し出されたので購入する必要はありませんでした。
センサーや針などの消耗品についても全て支給されたのでこちらで手配することはありません。
(医療費として支払っているのですが)
測定方法
測定に使う指を決め、アルコール脱脂綿にて消毒します。
アルコールが乾いたら、針が出てくる器具を用いて刺し、血液を出します。
センサーに血液を吸収させて数秒待つと、血糖値が表示されます。
※基本の流れは同じだと思いますが、詳細は各測定機の取り扱い説明書をご参照ください。
やる前は自分で指に針を刺さなければならないのがとても怖かった😰
のですが、思ったより全然痛くないですし、慣れてしまえばとても簡単でした。
医療もですが、器具の進歩も素晴らしい…✨
ずっと同じ指で測定しているとだんだん皮が厚くなってきて、
血液が出にくくなるとのことで測定のたびに指を変えていました。
小指は少し痛くて、親指は硬くて血液が取りにくかったですね。
無事退院
以上のような生活を、2泊3日続けて血糖値の推移を自己管理ノートに記録していきました。
↓測定結果の一部です。
目標は血糖値を120以下にコントロールすること。
入院中は少しオーバーしてしまった回もありましたが、予定の2泊3日で無事退院👏
もし食事管理で血糖値のコントロールができない場合、
入院を継続してインスリンの自己注射になるとのことでした。
その場合、必要なインスリンの量がどのくらいなのかを見極めるために、
1週間~10日ほどの入院になるとのことで…😱
おなかの赤ちゃんが第一優先なのはもちろんですが、
パパとあずきの2人生活も心配だし、仕事も長期で休む必要があったので
ここで退院出来て、本当に良かった😭
ただ、食事については出産まで自己管理を続けていかなければなりませんでした。
退院後の生活
退院後初めてのご飯
午前中に退院し、お昼ご飯をさっそく外食しました😁
本当は家でちゃんと作ってコントロールした方が良いと思ったのですが
おなかがすきすぎていたのと、好きなものを食べたくて…
外食ではメニュー選びが大切です。
こちらの「なす味噌と焼魚の定食」にしました。
チェーン店であれば、大抵栄養成分表が公開されているので、糖質量を調べることができます。
https://www.yayoiken.com/menu_list/view/13/1870
肉や魚は調味料を気をつければ結構食べられました。
要注意なのはお米ですね。食べ過ぎても食べなさ過ぎても危険です。
その後の食生活で実践したこと
退院後の食生活を正すため、退院前には栄養士さんによる栄養指導がありました。
その中で今までの生活では意識していなかった、実践していなかった点について記載します。
白米を玄米に
出産までは白米は極力やめて、糖質の吸収が緩やかになると言われている玄米に変更しました。
もともと玄米が好きだったので、抵抗なく変更できました😊
お値段はやや高いですが・・・赤ちゃんのため、仕方ない!
↓こちらかなり食べやすいです。結局産後も気に入って続けています。
ふるさと納税でもらえるのもお得感!(今年はできないけど・・・)
糖質を最後に食べる
野菜やたんぱく質から先に食べ、糖質の多いものを最後の方に食べるようにしました。
先ほどのやよい軒の料理だと、ナスやピーマン→豆腐・魚・味噌汁→ご飯(→デザート)となります。
こちらも糖質の吸収が緩やかになるそうです。
おかずとご飯、一緒に食べたいですけどね・・・
なるべく最後の方に回したり、少なくとも最初には食べないようにしました。
外食は定食に
カレーライスやパスタ、親子丼などの一品料理は糖質がメインに含まれてしまっており
糖質量が多いのと、糖質を最後に食べるというのがやりにくいため避けるようにしました。
外食するときはなるべく定食があるお店を選び、ご飯を減らしてもらいました
甘い飲料を飲まない
ジュースや清涼飲料水、甘いカフェラテなどを飲まないようにしました。
摂取する糖質の絶対量を減らすならまずは嗜好品かなと思い、これは徹底しました。
つわり期を除き、元々ジュースはあまり飲まなかったのですが、
ペットボトルのカフェラテや抹茶ラテ、インスタントの甘いコーヒーなどは
在宅勤務のお供によく飲んでいたので口さみしかったです・・・。
代わりにルイボスティーや黒豆茶を常用していました。
無印良品の黒豆茶は優しい味でおいしいです!
ラカントを使用
砂糖はそのまま糖質量に直結するので、たくさん使う料理の時は少しラカントに置換しました。
エリスリトールに抵抗ある方はあまりおすすめはしませんが、私は気にしなかったので。
味も全然気になりませんでした。
デザートは最後に
どうしてもデザートを食べたいときは少量を食後にすぐ食べるようにしました。
空腹時に高糖質のものを食べるのが良くないので、食事が終わってから最後に
プリンやヨーグルトなどを食べるようにしました。
量もいつもの半分にして、糖質摂取量も減らしました。
残り3ヶ月近くあったので、ずっと我慢してたらどこかで爆発してしまう…と思い、
スイーツは糖質の吸収が一番おだやかな食べ方を実践しました。
人によってはもっと厳密に管理する必要があって、完全NGの人もいるかもしれません…🙇
まとめ
妊娠糖尿病での管理入院は、
- 3食と補食の食事管理
- 血糖値測定
- 栄養士による食事指導
を行いました。
食事も血糖値測定もすぐ終わり基本的に暇なので、見たいテレビ番組を決めておいたり、
読みたい本や、やりたいことを持っていくなど退屈しない対策をして臨むことを強くおすすめします!
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